ロボットは、産業現場から「社会」へ、「生活現場」へ!
「次世代ロボット」の定義は、「人に代わってあるいは人と協働しながら人に便益(ベネフィット)を提供するシステム」(技術的には「センサ」「知能・制御系」「駆動系」の3つの要素技術を組み合わせたもの)。さらに、もうひとつの注目すべき定義は、「産業用ロボット、オフィスでのOA機器等以外のロボット」であることです。すなわち、生活分野をサポートするロボット等、幅広い活動分野を想定したロボットを対象としています。
現状のロボット業界をみると、産業用ロボットがビジネスの主体となっており、工場などの製造分野がその主たる市場となっています。しかし、これからのロボットは、人へのサービス(案内、販売、介護、家庭等)を行うことを目的とした次世代ロボットが主体となって行くと考えられます。
生活現場においてロボットが浸透するためには、産業現場以上に多様な情報をよりリアルタイムで処理することが重要なポイントとなってきます。そのためには、「インターネット」の存在が欠かせません。
ライトウェアは、インターネット上に設置されたデータベースに蓄えられているさまざまな情報を、インターネットを介してロボットに情報を提供したり、ロボットからの情報を収集し、解析して、ロボットに指示を与えるようなシステムを開発し、新たなビジネスとして提案します。
『ロボットビジネス・マッチングサイト』
次世代ロボットを広く社会に提供するためには、メーカーと販売会社そしてエンドユーザが、それぞれの領域超えて協力し合い、双方のノウハウや技術を融合することが必要不可欠と考えられます。
ライトウェアでは、そのための橋渡しとなることを目的として、ロボットビジネス・マッチングサイトを開設しました。
2007年7月11日~13日まで、東京ビックサイトでビジネスショーが開催されました。
ライトウェアではRSi(ロボット・サービス・イニシアチブ)に参加しており、防災情報配信をテーマに、インターネットを介してロボットに防災情報を配信する実証実験を行った実績があります。
(主に地震と津波情報の配信システムのプログラム開発を担当)
気象情報から防災情報まで、インターネットを使ってロボットに情報を配信し、ロボットに話させることによって、人々に防災情報を伝える実験は成功したと言えます。
図 RSi(ロボットサービスイニシアチブ)国際ロボット展2007・出展資料より
このシステムは、JWA(気象情報センター)から配信される「防災情報サービス」および「お天気サービス」の情報をインターネットを通じて、ロボットに配信し、イベント等を行っているロボットが周囲の人に防災情報やお天気情報を音声やディスプレイに文字情報として伝えるシステムです。
気象情報センターから配信された気象データは、インターネットを通じてRSiサーバに伝えられます。 RSiサーバは、インターネットを使って各ロボットにデータ配信などのサービスを行うためのサーバです。 RSiサーバからロボットへのデータ受け渡しはインターネットを使って行いますが、このとき使用する通信プロトコルは、Robot Service Network Protocol 2.0(以降、RSNP2.0)と呼び、通信ネットワークを介した様々なサービスをロボットを使って提供するための標準仕様であり、2008年9月4日に公開されました。
RSNP2.0は、ビジネスとしてロボットサービスを実現するために必要なセキュリティ機能やインターネット経由で防災情報などの速報性が求められる情報を即時にロボットが受信したり、サービスブロバイダからの遠隔操作によるロボットの動きの制御、画像・音声のやり取り、情報・コンテンツの提供の仕組み、さらにロボットが持つセンサ情報をアップロードする機能を持っています。 さらに、ロボットが自立的な一定規模の動作をタスクとして定義(タスクプロファイルと呼ぶ)してロボットに実行させるという仕組みを持っています。これにより、店舗や公共空間でロボットを使ったサービスやイベントを行うことができます。
このRSNP2.0の仕様策定にあたっては、RSi策定WGメンバーの一員としてライトウェアが参画しました。
このRSNP2.0を使ったロボットサービスシステムは、インターネットを介した情報配信や情報収集および遠隔操作が可能となります。これは単にサービスロボットだけでなく、産業用ロボットにも適用できるシステムです。
ライトウェアでは、早くロボットの力で災害復旧のお手伝いができ、皆様のお役に立てるよう努めてまいります。














































